2005年4月12日

おととい観た「ホテル・ルワンダ」は現実に起きた出来事を元にして作られた映画ですが、「こんなことが本当にあったのか?」と驚かされる場面がありました。それは、国連が「白人だけは出国できるが、黒人は出国できない」と説明するシーンです。このため、ルワンダ人ばかりでなく、タンザニア、ケニアなどからきてルワンダにたまたま滞在していた黒人たちも、ホテルに足止めになってしまったのです。黒人でも、ベルギーなどの国籍を持っている人もいたのに、肌の色だけのために出国を拒否されたのです。今考えると、全くひどい話であります。